0038「続 猿の惑星」(1970年)

猿の惑星の禁断地帯を旅するテイラーは突如、大きな地割れと炎に襲われる。同じ頃、行方不明のテイラーを探して、宇宙船で旅していたブレントも未来の地球(猿の惑星)へたどり着いていた。ブレントは、テイラーがこの惑星にいることを知って、猿の科学者ジーラに協力を求めようとする。他方、猿の町では強硬派のウルサスが、食糧問題解決のため、ザイアスを説得して禁断地帯の征服を宣言していた。「猿の惑星」シリーズ第2作。監督はテッド・ポスト。出演はチャールトン・ヘストン、ジェームズ・フランシスカスら。

「猿の惑星」(1968年)続編は、時空移動したチャールトン・ヘストンのテイラーが「猿の惑星」の立入禁止区に行き、そこでアメリカの自由の女神の残骸を発見して、猿が人間を支配する現行の「猿の惑星」が、実は人間が荒廃させた核戦争後の地球であったと知る衝撃の前作ラストから始まる。猿の社会では多数派で好戦的なゴリラ族が、コーネリアスら平和主義のチンパンジー族を抑えて惑星での勢力拡大をはかっていた。立入禁止区の以前のニューヨーク地下には、生き残った人間の抵抗組織があり、猿と人間の対決が始まる。そこで地下の人類が保管していた最後の核弾頭の発射ボタンを、戦いのどさくさでテイラーが押してしまう。これにより猿が人間を支配する「猿の惑星」もとい、かつては人間至上で栄えた私達の地球は宇宙の塵(ちり)となり完全消滅。何とも投げやりな、いい加減な結末だ(笑)。しかし、この結末の投げやり感が逆に爽快(そうかい)かも。3(5点満点中)